埼玉文学賞は、埼玉新聞社が募集する小説、詩、短歌、俳句の4部門を対象とした公募文学賞です。
最新の開催:彩の国・埼玉りそな銀行 第53回 埼玉文学賞
特徴
1970年に制定。埼玉県在住、在勤、在学の者の題材に指定はありませんが、県外の者は埼玉をテーマとした作品を求められます。小説部門の受賞者には賞金100万円が、その他3部門の受賞者には賞金30万円が贈られます。例年、埼玉りそな銀行から特別協賛を受けており、募集の際の名称は「彩の国・埼玉りそな銀行 第〇回 埼玉文学賞」となっています。
これまでの開催状況
過去の募集概要(第52回開催時)
- 募集作品:小説, 詩, 短歌, 俳句
- 応募制限:なし(県外者は埼玉に関する作品)
- 応募締切:8月31日
- 最高賞品:賞金100万円(小説), 賞金30万円(詩, 短歌, 俳句)
- 公式情報:2021年度 埼玉文学賞作品募集|埼玉新聞
歴代受賞作品
開催 | タイトルと著者 |
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52回 2021年 865作 | 小説部門 ―「入間川」アグニュー恭子 詩部門 ―「おめかし」新沢まや 短歌部門 ―「しののめの空」森暁香 俳句部門 ―「鏡の国」渡邊輝夫 |
51回 2020年 655作 | 小説部門 ―「つぎつぎ、生る」渓木けい 詩部門 ―正賞該当作なし 短歌部門 ―「二重の虹」えんどうけいこ 俳句部門 ―正賞該当作なし |
50回 2019年 不明 | 小説部門 ―「ツクモの家」霜月ミツカ 詩部門 ―正賞該当作なし 短歌部門 ―正賞該当作なし 俳句部門 ―正賞該当作なし |
49回 2018年 622作 | 小説部門 ―「見張り塔」絵尾奈未乃 詩部門 ―「羽化」林哲也 短歌部門 ―正賞該当作なし 俳句部門 ―正賞該当作なし |
48回 2017年 495作 | 小説部門 ―「家族の行方」中嶋晋也 詩部門 ―正賞該当作なし 短歌部門 ―「輜重兵なりし父」阿部功 俳句部門 ―正賞該当作なし |
47回 2016年 424作 | 小説部門 ―「タイムカプセル」近藤誠司 詩部門 ―「ストップウォッチ」松田由佳 短歌部門 ―「別所沼好日」堀八郎 俳句部門 ―「おはじき」久下晴美 |
46回 2015年 393作 | 小説部門 ―「散歩の途中」岡田香緒里 詩部門 ―「緑の坂道」上野典子 短歌部門 ―「無色の鮮血」加藤健司 俳句部門 ―正賞該当作なし |
歴代審査員
小説部門
第52回
須賀しのぶ, 新津きよみ, 三田完
第49~51回
高橋千劔破, 新津きよみ, 三田完
詩部門
第49~52回
木坂涼, 北畑光男, 中原道夫
短歌部門
第52回
沖ななも, 金子貞雄, 内藤明
第49~51回
沖ななも, 金子貞雄, 杜澤光一郎
俳句部門
第49~52回
鎌倉佐弓, 佐怒賀直美, 山﨑十生