この記事では、軽さを基準にコードレススティック掃除機のおすすめ製品をランキング形式で紹介します。
軽さで選ぶコードレススティック掃除機
掃除機の中でも、特に手軽なコードレスで、立った姿勢のままで室内の掃除に使用できるスティック型のタイプの中から、おすすめのものを選び出しました。今回は「軽さ」を最大の基準にして並べ、ランキングを作成しました。
最近のコードレススティック掃除機は極めて軽い製品が続々と提供されています。吸引力に優れたサイクロン式で、しかも自走式のパワーヘッドまでついているような高性能な機種であっても1.5kg以下のものが当たり前になってきており、シンプルな機能のものであれば1kgを切るものまで販売されています。
シンプルライフ、ミニマルライフに
コードレススティック掃除機は、シンプルな生活を好む方にとってピッタリな製品といえるでしょう。ミニマリストといわれる生活者にとっても良い選択になるはずです。直線で棒状のデザインは収納スペースに困ることもなく、そのすっきりとしたフォルムは、見せる収納という形でも問題なくフィットしてくれるはずです。
コードレス掃除機を選ぶ際のポイント
- 集塵方式の確認は重要です。サイクロン式であれば比較的高価ですが満足の吸引力を得られるでしょう。紙パックレス式はより小型軽量で安価な製品を選ぶことが出来ます。紙パック式はゴミを溜め込むことになりがちで、あまりコードレススティック掃除機を使うライフスタイルに適しているとは思えないところがあります。
- パワーヘッドの有無の確認は大切です。比較的広い空間の掃除に使うのであれば、パワーヘッドが付いている方が数字としての軽さ以上に負担がないことでしょう。
- 集塵容量(ダストボックスの大きさ)はあまり気にする必要はないと思います。掃除機をかけたらその都度中身をゴミ箱に捨てればいいのではないでしょうか。
おすすめコードレスクリーナー軽さランキング Top11
1位 パナソニック MC-SBU1F (0.75kg)
あまりにもスリムで、まるでモップかフロアワイパーのようにすら見える掃除機です。。おそらくコードレススティック式掃除機の中で最軽量。驚きの約750gを実現しています。製造するメーカーもパナソニックと安心感があります。シンプルかつスタイリッシュなフォルムとカラーバリエーションを持ち、モダンからレトロスタイルまで、どのようなコンセプトの部屋に置いても違和感なくなじんでくれるものと思われます。
ご覧の通りヘッドは小さく、パワーヘッドも付いていませんので、広い部屋を掃除することには向いていません。また当然ながらダストボックスも極めて小さく設計されています。狭い一人暮らしの生活空間や、サブ機として手の届く範囲においてちょっとした掃除に活躍してもらう、そんな使い方に適した商品といえるでしょう。
標準質量 | 約0.75kg |
稼働時間 | 7~30分 |
集塵容量 | 0.06L |
集塵方式 | 紙パックレス式 |
2位 ドウシシャ MAGIC LIGHT (0.88kg)
やや特殊な形状であるパナソニックのMC-SBU1Fを除けば、このドウシシャのMAGIC LIGHTが標準的な形状のコードレススティッククリーナーの中では最軽量の商品といえるでしょう。1~2人暮らし世帯の1LDK以下の生活において、優れたファーストチョイスになるかもしれません。よく見られる幅広のヘッドを持っており、広いフロアの掃除には効率的です。デザインもシンプルで落ち着いたカラーバリエーションを採用しているので、どのようなスタイルの部屋にも合うことでしょう。
標準質量 | 約0.88kg |
稼働時間 | 10~24分 |
集塵容量 | 約0.2L |
集塵方式 | 紙パック式 |
3位 siroca SV-S261 (0.9kg)
黒とシルバーですっきりとまとめられたデザインで、カラー展開はこの1種類のみ。アーバンスタイルやモダンスタイルにぴったりな掃除機です。
標準質量 | 約0.9kg |
稼働時間 | 10~25分 |
集塵容量 | 約0.16L |
集塵方式 | 紙パックレス式 |
4位 CCP CM-DC95 (0.9kg)
メーカーとしてのCCPは聞きなれないかもしれませんが、あのバンダイナムコグループに属する企業です。白と黒だけでまとめられたすっきりとシンプルなデザインは好感が持てます。やや角ばったスタイルは珍しいところかもしれません。
標準質量 | 0.9kg |
稼働時間 | 13~25分 |
集塵容量 | 0.1L |
5位 makita CL070DS (0.81kg→1.0kg)
業務用のクリーナーを多く提供するmakitaの製品は、いずれもやや大雑把な印象のデザインが多く、そしてまた流行をあまり意識していないように見えます。そのデザインの持ち味は、アメリカンテイストやレトロテイストのインテリアと、思いのほか似合うものです。カタログが示す重量は0.81kgと最軽量クラスですが、これはパイプを含めないもの。標準質量を公表していないので正確なところは分かりませんが、およそ200gほど乗ってくるので実際の重量としては1kgを少し超えてくるでしょう。
標準質量 | 約1.0kg(メーカー公表値は延長パイプ抜きで0.81kg) |
稼働時間 | 8分 |
集塵容量 | 0.6L |
6位 日立 ラクかるスティック PV-BL2H (1.1kg)
パワフルさを印象付けるメカニカルなデザインが特徴的です。極めてモダンなスタイルは、レトロやシックな空間においては少々浮いてしまうかもしれません。重量は1kgを越えてきますが、ブラシが回転することで自走する「パワフルスマートヘッドlight」を搭載しているので、広い床面に掃除機をかけていく際には、より軽い機種よりも快適に取り扱えるでしょう。回転ブラシで掻き上げることで、総合的なゴミを吸い上げる力も、パワーヘッドの無い機種とは一味違います。
標準質量 | 1.1kg |
稼働時間 | 8~45分 |
集塵容量 | 0.15L |
7位 アイリス 極細軽量スティッククリーナー IC-SLDC8-W (1.2kg)
ヘッド部内に気流を発生させる特殊構造のサイクロンストリームヘッドを採用。総合的なゴミの吸い上げ能力を高めています。デザイン的には白物家電らしさを持っており、カッコよさや可愛らしさといった特徴的な雰囲気は見られず、無難にどの空間にあっても不満を感じることはないでしょう。ボディのみを見れば、ややレトロな印象があるといえばあるかもしれません。
標準質量 | 1.2kg |
稼働時間 | 9~30分 |
集塵容量 | 0.3L |
8位 東芝 トルネオS コードレス VC-CLS1 (1.2kg)
自走式の軽量パワーヘッドを持っています。通常のヘッドの機種よりも総合的なゴミの吸い上げ能力と、数値以上の軽さと快適さを持っている機種といえるでしょう。カラーバリエーションはグランオレンジとピンクブロンズの2色、いずれも派手めな印象でゴージャス感を加味しているような印象です。モダンで高級感ある空間に似合いそうなデザインといえるでしょう。集塵容量は0.15Lと控えめですが、ゴミの体積を約1/3圧縮すると謳うゴミ圧縮機能を搭載しているので、カタログ値以上に貯めることが可能です。
標準質量 | 1.2kg |
稼働時間 | 8~35分 |
集塵容量 | 0.15L |
9位 シャープ RACTIVE Air EC-AR5 (1.2kg)
自走式のパワーヘッドを持ち、高いゴミの吸い上げ能力と数値以上の軽量感を持ちます。カラーバリエーションはピンクとゴールドの2色。派手さと高級感を併せ持ち、どこか海外製のデザインのような雰囲気を持っています。スタンド台(充電式ではない)が付属しているのも嬉しいポイントです。
標準質量 | 1.2kg |
稼働時間 | 9~50分 |
集塵容量 | 0.13L |
集塵方式 | サイクロン式 |
10位 プラスマイナスゼロ XJC-C030 (1.25kg)
いかにもプラスマイナスゼロらしい極めてシンプルで特徴的なデザインを持っており、それは優れたデザインと言って差し支えないでしょう。レトロからモダンにかけて様々な空間に違和感なく溶け込むはずです。スタンド(非充電型)が付属しているので便利です。パワーヘッド非搭載、そしてサイクロン式ではないため吸引力とその持続性、操作性においては必ずしも優れているとは言い難いところがあります。
標準質量 | 1.25kg |
稼働時間 | 20~75分 |
集塵容量 | 0.5L |
11位 Dyson Micro 1.5kg (1.5kg)
特別軽さに優れているわけではありませんが、その知名度からスタンダードな存在となりつつあるダイソンの機種も比較対象として紹介したいと思います。「Dyson Micro 1.5kg」は、同メーカーが提供する製品で最も軽量のものになります。当然ながら業界を席巻したその吸引力と持続性においては、広告に偽りなしという印象といえるでしょう。デメリットとしてはやはりそのクセの強いカラフルなデザインでしょうか。
標準質量 | 約1.5kg |
吸引方式 | サイクロン式 |
運転時間 | 20分 |