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「第2回 万葉の郷とっとりけん全国高校生短歌大会」が開催されます

2020年12月13日(日)に鳥取県米子市で「第2回 万葉の郷とっとりけん全国高校生短歌大会」が開催されます。また、これに伴う参加チームの募集も行われています。

「万葉の郷とっとりけん全国高校生短歌大会」は高校生を対象とした大会で、3人1組のチームがトーナメント形式で優勝を競い合います。昨年、2019年に令和への改元を記念して始まりました。

本大会を主催しその舞台となる鳥取県は、万葉集とのゆかりが深い県です。

「令和」の出典となった「梅花の宴」の参加者であった山上憶良が伯耆国(現在の鳥取県中部および東部)の国司に、万葉集結びの歌を詠んだ大伴家持が因幡国(現在の鳥取県東部)の国司に、それぞれ赴任した経緯があります。

鳥取県が万葉集ゆかりの地であることをPRするのと同時に、若い世代に日本古来よりの文化である短歌に親しむ機会を提供する目的で、本年第2回目も開催の運びとなりました。

参加チームの募集も行われており、募集期間は2020年7月1日(水)から9月30日(水)までです。ユニークなところは、参加チームの3人は同一校でなくてもよいという規程です。どうしてもマイナーなジャンルである短歌は、同好の仲間を募ることも難しい場合がありますので、このルールは全国の短歌を愛する高校生にとって朗報といえるのではないでしょうか。

昨年(2019年)に第1回が開催されて以来、まだ2回目と歴史は浅いですが、盛岡短歌甲子園、牧水短歌甲子園万葉短歌バトルとならぶ、高校生歌人にとって重要な大会に発展していくことを期待します。

なお、今年は新型コロナウイルスの影響で多くのイベントが延期や中止、無観客での開催になるなどといった様々な対応が図られています。本大会も11月上旬時点での新型コロナウイルス感染症の状況により、当日参集による開催が困難と主催者が判断した場合は、動画審査等による開催とする予定とのアナウンスもされています。

イベントの詳細

イベントの詳細は以下の通りです。必ず公式サイトにて最新の情報を確認してください。

3人1組での本戦は8チームが参加。準決勝と決勝が行われます。対戦は各チーム思い思いのパフォーマンスで、お題に沿った自作の短歌を発表。その後審査員の質疑応答を経て勝負を決することになります。

形態学生短歌大会
日時2020年12月13日(日)
本選(10:00~12:15)
表彰式(12:15~12:30)
場所米子コンベンションセンター BIGSHIP 国際会議室
(鳥取県米子市末広町294)
入場料無料
審査員大辻隆弘(「未来」選者・現代歌人集会理事)
穂村弘(日経新聞歌壇選者)
江戸雪(「塔」短歌会選者)
※予選審査は、別途主催者が依頼する審査員
公式鳥取県広報ページ

応募要項

応募要項は以下の通りです。必ず公式サイトにて最新の情報を確認してください。

締め切り2020年9月30日(水) 当日消印有効
作品点数1人1首、1チーム計3首
作品条件・自作未発表歌
・題:先鋒「 光」、中堅「 家」、大将「 育」
・示された題(漢字)そのものを詠み込むこと
応募条件高校、高専等の学生であること、など
応募方法申込フォーム、メールまたは郵送
応募料無料
(本戦出場チーム等には交通・宿泊費の補助も)
表彰・優勝
・準優勝
・第3位(2チーム)
・審査員特別賞(3名)

※各賞に応じ副賞として図書券を贈呈
公式鳥取県広報ページ

過去の開催の様子

YouTubeチャンネル – とっとり動画ちゃんねる から

昨年第1回大会の結果

成績チーム名高校名
優勝鳥取東高鳥取県立鳥取東高等学校
準優勝令和Girls茨城県立下妻第一高等学校
敢闘賞岡山県立岡山朝日高等学校
敢闘賞渋谷高等学校渋谷教育学園渋谷高等学校
パフォーマンス特別賞令和Girls茨城県立下妻第一高等学校

より詳しい結果の記録については、鳥取県の「令和記念 万葉の郷とっとりけん全国高校生短歌大会開催結果」のページをご覧ください。

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画像の引用について
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