短歌連作作品を募る短歌コンテスト。他人が見た夢の話 さんが個人主催するものです。2020年6月に第1回が開催されています。
概要
- 10首連作を募集。5首までなら既発表が含まれることが認められている。
- 選者は主催の 他人が見た夢の話 さんを含む5人で、主催以外の4人は毎回異なる。
- 個人主催ながら最優秀賞(たにゆめ賞)受賞者には、副賞としてAmazonギフト券が提供される。
創設の経緯
短歌連作サークル「あみもの」誌上において、寄稿者たる 他人が見た夢の話 さんがその作品世界で生み出した架空の会社「たにゆめ商事株式会社」が開催する短歌コンテストとして誕生。一種のジョークのようなイベントが始まりとなっています。もちろんその第1回から綿密な企画運営で、極めて真面目な作品批評の場を提供したことには違いありません。
受賞記録
第1回
選者:他人が見た夢の話、かざなぎりん、千仗千紘、御殿山みなみ、モカブレンド
賞 | 受賞者 | タイトル |
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たにゆめ賞(最優秀賞) | 坂中茱萸 | 忘れてもいい郵便を |
イノベーション賞 | 久藤さえ | 西くんの素顔 |
いぶし銀賞 | 宇祖田都子 | 脚が「ドリル」で手が「チョップ」 |
いぶし銀賞 | 真島朱火 | 水面の熱帯魚 |
いぶし銀賞 | 川野愛奈 | タピオカ実はそんなに好きじゃないんだよね |
コーヒーブレイク賞 | 茅野 | 雨とバス |
コーヒーブレイク賞 | 鈴木ジェロニモ | 空腹 |
コンプライアンス賞 | 橙田千尋 | 予告編 |
ダイバーシティ賞 | 海月莉緒 | 天使となんて |
ダイバーシティ賞 | 菊池洋勝 | 生きてゐる |
第2回
募集:2021年10月1日~10月31日
発表:2021年11月28日
選者:他人が見た夢の話、岩倉曰、小泉夜雨、愁愁、月岡烏情
賞 | 受賞者 | タイトル |
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たにゆめ賞(最優秀賞) | 中野功一 | 海秋風 |
アンダープレッ賞 | 杜崎ひらく | 神さまを撒く |
眼窩に立ち花賞 | 桐崎鶉 | かりそめの橋 |
眼窩に立ち花賞 | ナカムラロボ | 朱美 |
眼窩に立ち花賞 | 武田ひか | 晩鐘 |
コンソメパンチ賞 | 五感 | 水の器 |
サンダーボルト賞 | 早月くら | ひかりの標本 |
サンダーボルト賞 | 森永理恵 | うたかたの環状線 |
チャーハンセット賞 | CHONO | 向いている |
チャーハンセット賞 | 鈴木ジェロニモ | 国境線 |
チャーハンセット賞 | ナカヒラカオリ | キリン|horizontal |