松本清張賞

松本清張賞は、日本文学振興会が募集する小説を対象とした文学新人賞です。

最新の開催:第30回 松本清張賞

特徴

小説家松本清張の業績を記念して1993年に創設。受賞者には賞金500万円が贈られ、エンタメ小説の新人賞としてはトップクラスの賞金額を誇ります。応募締切は例年10月31日。

賞の性質の変遷

  • 第1回、「広義の推理小説又は、歴史・時代小説」で「短編小説」を対象として創設。賞金100万円。
  • 第6回から、「長編小説」を対象と変更。賞金も300万円に。
  • 第11回から、「ジャンルを問わぬ良質の長篇エンターテインメント小説」を対象に変更。賞金も500万円に。

これまでの開催状況

過去の募集概要(第29回開催時)

  • 募集作品:小説(長編/ノンジャンル・エンタメ)
  • 応募制限:なし
  • 応募締切:10月31日
  • 最高賞品:賞金500万円
  • 公式情報:松本清張賞|日本文学振興会

歴代受賞作品

開催タイトルと著者
29回『凍る大地に、絵は溶ける』天城光琴
28回『万事快調(オール・グリーンズ)』波木銅
27回『震雷の人』千葉ともこ
26回『明治大阪へぼ侍 西南戦役遊撃壮兵実記』坂上泉
25回『天地に燦たり』川越宗一
24回『明治乙女物語』滝沢志郎
23回『待ってよ』蜂須賀敬明
22回『ウインドノーツ』額賀澪
21回『推定脅威』山口恵以子
開催タイトルと著者
20回『月下上海』山口恵以子
19回『烏に単は似合わない』阿部智里
18回『白樫の樹の下で』青山文平
17回『マルガリータ』村木嵐
16回『アダマースの饗宴』牧村一人
15回『一朝の夢』梶よう子
14回『銀漢の賦』葉室麟
13回『一応の推定』広川純
12回『一枚摺屋』城野隆
11回『火天の城』山本兼一
開催タイトルと著者
10回『月ノ浦惣庄公事置書』岩井三四二
9回『ひとは化けもん われも化けもん』山本音也
8回『群蝶の空』三咲光郎
7回『輪(RINKAI)廻』明野照葉
6回『芳年冥府彷徨』島村匠
5回『陰の季節』横山秀夫
4回『マリ子の肖像』村雨貞郎
3回『長安牡丹花異聞』森福都
2回該当作なし
1回『〈犭+又〉(マタギ)物見隊顛末』葉治英哉

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