2020年11月3日(火)に奈良県桜井市の大神神社にて献詠祭が開催されます。これに奉奠披講する作品を集めるため「第17回 三輪山まほろば短歌賞」を設け、短歌作品の募集が行われています。締め切りは一般の部が9月1日(火)、高校生以下の部が9月7日(月)(いずれも必着)となっています。
奈良県に鎮座する三輪山は、神代の昔から多くの人々に親しまれ、万葉集などでも歌い継がれ、そしてなによりも重要な信仰の対象でした。
「三輪山をしかも隠すか雲だにも情あらなも隠さふべしや(額田王)」
三輪山を神体山とする大神神社では、故実を再現するように平成16年(2004年)から「三輪山まほろば短歌賞」を設立し、神前に奉献する短歌を募るとともに、短歌という日本文化の保存発展に努めています。
1300年の時を超えて、万葉歌人と心をともにしてみてはいかがでしょうか?
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応募要項
応募要項は以下の通りです。必ず公式サイトにて最新の情報を確認してください。
締め切り | 一般の部:2020年9月1日(火) 必着 高校生以下の部:2020年9月7日(月) 必着 |
作品点数 | 一般は相応の応募料を納めれば制限なし。 高校生以下は1人につき2首まで。 |
作品条件 | ・自作未発表歌 ・相聞歌(愛の歌、人に贈る歌)または題詠「和」、自由詠 |
応募条件 | 特になし |
応募方法 | 郵送 |
応募料 | 一般の部は2首まで1,000円。1首増えるごとに500円追加。 高校生以下無料 |
表彰 | 額田王賞、選者賞、大神神社宮司賞ほか |
発表 | 2020年10月中旬、入選者に通知。 |
顧問 | 岡野弘彦 尾崎左永子 |
選者 | 奈賀美和子 藤岡きぬよ 松﨑英司 |
公式サイト | まほろば短歌賞|大神神社 |
過去の開催の様子
昨年(2019年)第16回大会の受賞作および受賞者は次の通りです。
額田王賞(一般の部の最優秀賞)
いつしかに伝言板の消えし駅みな俯いてたたく指文字
北海道 鎌田誠
高校生以下の部の最優秀賞
解きかけの方程式置き机にはただただ朝の光降りくる
茨城県立土浦第一高等学校2年 渡邊陽基