太宰治賞は、筑摩書房が募集する小説を対象とした公募文学新人賞です。
特徴
1964年に筑摩書房が創設。1978年の第14回を最後に中断していましたが、1998年、太宰治没後50年を記念して筑摩書房と三鷹市の共催の形で復活しました。受賞作には最高賞品として、賞金100万円が贈られます。応募締切は例年12月10日。
これまでの開催状況
過去の募集概要(第38回開催時)
- 募集作品:小説
- 応募制限:なし
- 応募締切:12月10日
- 最高賞品:賞金100万円
- 公式情報:太宰治賞
歴代受賞作品
開催 | タイトルと著者 |
---|---|
20回 | 『指の音楽』志賀泉 |
19回 | 『たゆたふ蝋燭』小林ゆり |
18回 | 『緊縛』小川内初枝 |
17回 | 『一滴の嵐』小島小陸 |
16回 | 『多輝子ちゃん』辻内智貴 |
15回 | 『最後の歌を越えて』冴桐由 |
14回 | 『電車ごっこ停戦』福本武久 |
13回 | 『泥の河』宮本 輝 |
12回 | 『越後瞽女唄冬の旅』村山富士子 |
11回 | 『花捨て』不二今日子 |
10回 | 『谷間の生霊たち』朝海さち子 |
9回 | 『櫂』宮尾登美子 |
8回 | 受賞作なし |
7回 | 『流刑地にて』三神真彦 |
6回 | 『背後の時間』海堂昌之 |
5回 | 『清経入水』秦恒平 |
4回 | 『月の道化者』三浦浩樹 |
3回 | 『青幻記』一色次郎 |
2回 | 『星への旅』吉村昭 |
1回 | 受賞作なし |
歴代審査員
第38回
荒川洋治, 奥泉光, 中島京子, 津村記久子