Googleが定めるAndroidアプリ開発の公式言語として、新たに追加されたKotlin。有償化されるJavaの後継言語としても期待される言語です。
まだまだ多様な学習環境は充実していない状況といえますが、無料・有料どちらも合わせて、10のサイトや記事を紹介します。
素材出典:Free-PhotosによるPixabayからの画像
Kotlinを無料で学べるサイトや記事
gihyo.jp … 技術評論社
プログラマに優しい現実指向JVM言語 Kotlin入門:連載
Kotlinの特徴など一通り押さえた内容となっています。がっつり学ぶ前に、おおよその全容を把握したいと思う方におすすめです。
エンジニアHub
正式採用の「Kotlin」で挑戦! 初めてのAndroidアプリ開発 〜ストップウォッチを作ってみよう〜
最低限の知識を抑えて、さぁとりあえず作ってみようというスタンスの内容です。Javaの経験がある方であれば、サクッと学ぶにはうってつけの記事です。
Qiita
Kotlinを1から学ぼうというより、Javaとの違いから把握しようというスタイル。他の記事やサイトで学んだ上で読むと、理解の助けになるかもしれません。
Kotlin入門までの助走読本(Google ドライブ)
Kotlin入門までの助走読本(kotlin-prior-learning-book.pdf)
誕生の歴史から導入事例まで、それから各機能の解説と、全体的に薄く広くといった印象。知識として入れておこうといった感じです。
リファレンス(公式)
なにはともあれ公式のリファレンスです。おおよその全容と機能を把握したら、しっかりと目を通しておきたいですね。
日本語リファレンス(非公式)
公式ではありませんが、英語が苦手な方は、日本語のリファレンスも用意されています。
逆引きKotlin
だいたい文法も機能も把握した。リファレンスも目を通した。なんか作ってみようかなという段階に来たら、大いに役立ってくれるでしょう。
有料だけどしっかりと学べるサイト
Udemy
内容も新しく、最も充実している印象です。その分コストもなかなかのものですが、有料・無料も合わせた中で、一番しっかり学べるサイトかもしれません。
- 【Kotlin】ゼロからはじめる一番やさしいAndroidアプリ開発入門<初めてのアプリ作成からリリースまで>[初級編]
- 【Kotlin】一番やさしいAndroidアプリ開発入門2<マテリアルデザインとフラグメントの基礎>[中級編1]
- 【Kotlin】一番やさしいAndroidアプリ開発入門3<他のアプリの力を借りる[地図・カメラ等]>[中級編2]
- 【Kotlin】一番やさしいAndroidアプリ開発入門4<アプリでお金を稼ぐ[広告・アプリ内課金]>[中級編3]
- 【Kotlin】一番やさしいAndroidアプリ開発入門5<Firebaseの基礎とナビゲーションドロワー>[中級編4]
Schoo
2017年版と、やや古いのが残念なところですが、基礎から学ぶという意味合いでは問題ないでしょう。Udemyに比べると、価格もぐっと控え目です。
ドットインストール
講義(動画)の回数は多いですが、1回の動画が3分なので全体的にはやや薄めといった感じです。1回の動画が短いことで、テンポよく学べ、挫折しにくいところがおすすめです。
Kotlinが学べるスクール
プログラミングスクールのTechAcademy(テックアカデミー)では、KotlinとAndroid Studioを用いたアプリ開発が学べます。
独学ではちょっと難しいという方は、検討してみてはいかがでしょうか?
自分に合った勉強法を選ぶということがなにより大事だと思います。
番外編:Kotlinが学べる書籍
Kotlinスタートブック
Kotlinスタートブック -新しいAndroidプログラミング
日本初のKotlin解説書。しっかりと体系立て学べる、日本におけるバイブル的書籍といえるでしょう。
最後に
基本的にWeb上の情報が少ないです。また、Javaを学んでいることが前提でもあります。
Javaの経験、Androidアプリ開発の経験が深い方は、いくつかの無料の記事とリファレンスを読むことで対応可能でしょう。しかしながら、Javaの経験自体もまだまだ浅いという方は、しっかりとした実力を身に付けるためにも、Udemyでがっつりと学び、スタートブックで補うという学び方が基本戦略としておすすめかもしれません。