【現代版】今どきの年中行事・年間イベントの一覧

季節感を持ったり年間のスケジューリングや日程調整に役立てるよう年間イベント一覧を作成しました。
現代日本社会において役立つものを目指していますので、現代ではあまり顧みられなくなった伝統行事等は除いています。
一方で国際化、ネット社会化した現代では今後ますます重要となるイベント(サイバーマンデー等)を積極的に採用しています。

素材出典:PexelsによるPixabayからの画像

1月のイベント

1日:元日(初詣)
地域によって風習は異なりますが、深夜12時に日付が変わって神社に参るスタイルが一般化しているようです。

1月2日:皇室一般参賀
天皇皇后両陛下をはじめ皇族の皆様がお出ましに。午前から午後にかけて複数回行われます。

1月2日:初売・初荷
年中無休の企業も多いですが、元日だけはしっかりと休み2日を商売はじめとし、また3日からをお休みとするところも。
その年初めての売り出しを行う小売店でのことを初売り、初出荷を行う工場や問屋でのことを初荷と称します。

1月2日:初夢
当然ながら地域差があり、大晦日から元日にかけての夜に見る夢が初夢とする説もあれば、2日から3日などといった説もあります。一般的には2日から3日の夜間に見る夢を初夢とするようです。

1月4日:御用始(仕事始め)
特に官公庁では1月3日までを休日と法により定められているため、この日が仕事始めとなります。ただし、この日が土日である場合は5日、6日が仕事始めに。民間企業も官公庁に合わせた日程をとる場合が多いでしょう。

1月7日:松納め
門松をはじめとした松飾を取り外す日。松おろしとも。この日までが松の内と称します。地域や時代において14日まで飾っていましたが、現代では正月休みをより短くする商習慣が広まり、全国的にこの日となりつつあります。

1月7日:七草(人日の節句)
七種の野菜(有名な組み合わせでは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を使った七草がゆを食べる日。
現代ではおせち料理や正月の御馳走で疲れた胃を休ませ、野菜不足になりがちなところへの栄養補給的な意味合いを持っています。

1月11日:鏡開き
鏡餅を割り食す日です。

1月第2月曜日:成人の日
2022年からは18歳以上が成年となる予定です。

1月13日以降の最初の土曜日及び翌日の日曜日:大学入試センター試験
人生の大一番。学生のこれまでの努力が試される日。

1月下旬~2月上旬(旧暦1月1日):春節
旧暦1月1日のお祝い。特に中国ではこの日を盛大に祝う習慣があります。

2月のイベント

2月3日前後:節分(豆まき)
鬼を打ち払う豆をまく伝統行事。年齢の数だけ豆を食べれば無病息災で一年を送れるとの言い伝えも。関西では恵方巻を食べる風習も。

2月4日前後:立春
春の始まり。春一番が吹き始め、南の地域では梅が咲き始める。

2月7日:北方領土の日
北方領土(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)問題への関心を深め、返還運動の推進を図る日。日露和親条約締結の日に由来。

2月8日:針供養(関東地方)
使用不能になった縫い針を豆腐などの柔らかい物に差して労い、神社等に奉納供養する行事。関西地方では12月8日に。

2月11日:建国記念の日
日本の建国を祝う日。初代天皇たる神武天皇の即位の日にちなむ。

2月14日:バレンタインデー
女性から男性へチョコレートなどの品を送り親愛の情を示す日。

2月16日:確定申告の開始(~3月15日あたりまで)
確定申告の受付が開始される日。

2月23日:天皇誕生日
今上天皇の誕生日。

2月29日:閏日
4年の1度、うるう年にのみ存在する日。

3月のイベント

3月3日:ひな祭り(桃の節句)
女子の健やかな成長を祈る日。ひな人形を飾り、ひなあられや菱餅、白酒、ちらし寿司などを楽しむ。

3月14日:ホワイトデー
男性が女性に、バレンタインデーのお返しをする日。キャンディーやクッキー、マシュマロ、ホワイトチョコレートなどが主流。

3月19~22日あたり:春分の日
およそ昼夜の長さが等しくなる日。これより1日における太陽光の照射時間が長くなることで暖かい季節へと入っていくこととなる。
農耕などにおいて1年を測る上で非常に重要な日となります。

4月のイベント

4月1日:エイプリルフール
4月バカとも。悪意のないウソを吐いてよい日とされる。ネットにおいては大企業までもがWebサイトなどでジョークを競う風潮が見られるも、最近ではジョークを理解できずトラブルに発展する事例もあったことから避けられる傾向も。

4月8日:花まつり(灌仏会)
仏教の行事。仏像に甘茶をかけたり、白象の山車を引き回すなどして、釈迦の誕生をお祝いします。

4月29日:昭和の日
昭和天皇の誕生日にあたります。

5月のイベント

5月1日:メーデー
国際的な労働者の祭典。

5月3日:憲法記念日
日本国憲法の施行を記念する祝日。

5月4日:みどりの日
ゴールデンウィークの大型連休化のために移動された祝日。国民の休日。

5月5日:こどもの日(端午の節句)
男子の健やかな成長を祝う日。柏餅を食べ、兜を飾り、こいのぼりを揚げる。
最近では男子に限らず子供のための日として、各地でイベントが行われます。

5月第2日曜日:母の日
母に日ごろの感謝と親愛の情を示す日。カーネーションを贈るのが基本。

6月のイベント

6月1日:衣替え
この日を境に夏服とする学校や企業が多い。特に制服において。

6月第3日曜日:父の日
父に日ごろの感謝と親愛の情を示す日。

6月下旬:定期株主総会の時期(3月決算の会社)
3月決算としている企業は、この時期に定期株主総会を行うことが多い。同時期に揃って行うのは、かつては総会屋対策としての意味合いもありました。

7月のイベント

7月1日:海開き・山開き
各地で海水浴場やプールがオープン。入山規制されている富士山などの登山も楽しめるように。

7月7日:七夕
牽牛と織女の伝説。短冊に願い事を記し笹に飾り付ける。元は女子のまつり。星まつりとも。

7月15日前後:Amazon プライムデー
年に1度、Amazonが実施するプライム会員限定の大きなセール。

7月第3月曜日:海の日
国民の祝日。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」として制定。

8月のイベント

8月7日:月遅れ七夕
旧暦の時期に近くなるよう、1月遅れで七夕を祝う地域も多い。有名な「仙台七夕まつり」などもその一つ。

8月11日:山の日
国民の祝日。ややこじつけ感が強いが、日本は海洋国家であると同時に山岳国家(しかも火山)とも言え、山への感謝や理解、活用の意識と危機感を持つ意味は重要と思われる。後に続くお盆の休暇期間(13~15日)を拡大させる狙いも。

8月15日:終戦記念日
太平洋戦争の終了を記念した日。不戦の誓い。

9月のイベント

9月1日:防災の日
関東大震災が発生した日にちなむ。1年に1度ぐらいは、自分の家族の命を守る行動とはどういうものか?真剣に考えてみるのも必要ではないでしょうか。

9月第3月曜日:敬老の日
国民の祝日。祖父母をはじめとした年長者へ、この現代社会の構築に尽力したことへの尊敬と感謝を伝える日。

9月22~24日:秋分の日
およそ昼夜の長さが等しくなる日。これより1日における太陽光の照射時間が短くなることで寒い季節へと入っていくこととなる。
農耕などにおいて1年を測る上で非常に重要な日となります。

10月のイベント

10月第2月曜日:体育の日
この日の前日日曜日、および先週、翌週の日曜日に各地で運動会が催されることが多い。
2020年から名称を「スポーツの日」に変更。また、2020年に限り7月24日へ移動。

10月31日:ハロウィン
元来はいろいろあるが、西洋妖怪をモチーフとした仮装大会である。お菓子が美味しい。

11月のイベント

11月3日:文化の日
国民の祝日。明治天皇の誕生日にちなむ。

11月11日:光棍節(独身者の日、独身の日)
中国のネットショッピングにかかわる記念日。経済的自由度の高い独身者をターゲットとしており、趣味にかかわるものから、婚活、告白などのプレゼント商戦ともなっている。
ネットの経済および流通が大きく動く日です。

11月15日:七五三
子供の3歳、5歳、7歳児にその成長を祝う。千歳飴を食べ、神社に詣で、和装の記念写真を撮るなどの行事が一般的。

11月23日:勤労感謝の日
国民の祝日。元来は新嘗祭として農耕における収穫への感謝を捧げていたもの。転じて勤労とそれによる生産を感謝する日となっている。

11月第4木曜日の翌日:ブラックフライデー
欧米で最も重要な商戦。クリスマスやニューイヤーのアイテム、本格的な冬への支度に消費も販促も過熱する時期。

11月第4木曜日の次の月曜日:サイバーマンデー
いわゆるECサイト上でのブラックフライデー。

12月のイベント

12月6~8日:Amazon サイバーマンデー
例年、12月第2月曜日(Amazonが申請した日本版サイバーマンデーの日)がクライマックスとなるような形となることが多い。

12月8日:針供養(関西地方)
使用不能になった縫い針を豆腐などの柔らかい物に差して労い、神社等に奉納供養する行事。関東地方では2月8日に。

24日:クリスマスイブ
欧米では七面鳥を食べるが、日本ではケンタッキーを食べる日。最近はファミチキなどへの流動も見られる。

25日:クリスマス
1年を通して良い子だった子供が報われる日。朝になると枕もとの靴下の中に、事前にリサーチされた最適なプレゼントが入っている。

31日:大晦日
「紅白歌合戦」と「絶対に笑ってはいけない〇〇」と「格闘技のスペシャルマッチ」のどれかを、蕎麦をすすりながら見る日。