昭和レトロスタイルにぴったりな家電とインテリア16選

この記事では数あるレトロスタイルの中でも「昭和レトロスタイル」をテーマに、ポップでレトロかわいいお部屋コーデに最適な、家電製品やインテリア雑貨のおすすめ品を紹介します。

今回は特に昭和レトロスタイルの中でも「昭和レトロポップ」と呼ばれるようなポップなカラーリングが特徴的な、「かわいい」にフォーカスを当てたガーリーな雰囲気寄りのコーディネートを目指しています。

もちろん昭和レトロといっても、当時のデッドストックなアイテムではなく、どこでも誰でもお手軽に手に入れることができる製品ばかりをチョイスしました。

Image by PAKUTASO

昭和レトロスタイルの作り方

昭和レトロスタイル、特にポップなイメージのコーディネートを上手く完成させるためには、次のような点に注意するといいでしょう。

年代を把握する

一般的に昭和レトロといわれるのは昭和の中でも戦後からのイメージが強くなります。それは昭和20年~平成元年という時期になり、西暦でいえば1950年~80年代ということになります。特に60年~70年代がイメージの中心になるでしょう。このあたりの文化やプロダクトを抑えていくことが大切になります。

ワードでいえば、ミッドセンチュリー、モダン、アバンギャルド、サイケデリック、ポップなどとった言葉が頼りになるでしょう。

完璧を目指さない

昭和という言葉やレトロポップという言葉にこだわりすぎないということも大切です。例えば「このデザインは平成ものだからダメだ」とか「これはレトロポップというよりミッドセンチュリーな雰囲気だから合わない」といった態度です。そういった態度はコーディネートをつまらなくするし、結局アイテムをそろえることができなくなってしまうでしょう。

昭和は技術的にも、文化的にも、政治的にも、一気にグローバル化した時代でした。そして精神的な鎖国がもう一段階破られた時代でした。

勘違いや間違いで伝わった文化も多くありました。世界のあちこちから新しいものが渡ってきました。階級が崩壊してみんな中流階級だなんて言われた時代でもありました。文化のごった煮感、それこそが昭和という時代だと思います。

また、時に戦前のデザインだったり、平成のアイテムが混ざったってかまわなと思います。時代を少し外れた製品が同じ生活空間にあることは、逆にリアリティと説得力を生むものでもあると思います。

とにかく楽しもう

とにかくコーディネートを楽しむことが何より大切です。
自分の中の昭和なイメージを大切に、
カワイイ!という直感に正直に、
レトロかわいい生活をはじめてみてはいかがでしょうか?

昭和レトロスタイルにぴったりなアイテムたち

ソファ – フレンズ NF-846-2P-ZB 2人掛けソファ

大物だけにコーディネートの顔となるべきソファです。ソファがあること自体昭和レトロな雰囲気を醸し出す感があります。かわいさやガーリーさをストレートに出したいならグリーンを選ぶことになるでしょう。一方、ダークブラウンもかわいくないわけではありません。その存在自体がレトロ感を強めますし、ワンポイント黒が入ることで、ぐっと引き締まっていわば大人カワイイ印象になってくれるはずです。

テーブル – 不二貿易 折りたたみ ローテーブル 95780

派手派手に合わせるだけじゃなく、ちょっと落ち着いたアイテムも置いておきたいところです。ウォールナットの重厚さがミッドセンチュリーな上品な雰囲気を演出してくれるでしょう。

照明 – Bellme 3灯 ペンダントライト

昭和のポップなカラーリングと、モダンを意識した形状がレトロかわいいペンダントライトです。どの色も素敵ですが、ブルーなんか他のインテリアでは用意しにくい色なので使いたくなりますね。ちょっと低めに吊るして上手く視界に収めてやりたいです。

時計 – BRUNO BCR003 LCDレトロアラームクロック

70年代に流行したパタパタ時計というやつです。クラシカルな時計はいろいろとありますが、かわいさという点ではひときわ目立つ存在です。時計表示は液晶になっておりホンモノのパタパタ時計とは異なりますが、この7セグ液晶もこれはこれで充分レトロ感があります。電波時計となっており思いのほか機能的でもあります。

扇風機

扇風機は家電の中でもレトロデザインの製品が豊富なジャンルです。しかしながら、あの和室の畳の上が似合う、東芝やナショナルのイメージの角ばった昭和の扇風機は残念ながらリプロダクトされていません。昭和レトロ(特にレトロポップ)なイメージからは少しズレる感はありますが、その中でもハモサのアイボリーなら違和感なく溶け込んでくれるのではないでしょうか。

オーディオ – SANSUI SCR-B2 Bluetooth搭載ラジカセ

ここ10年ほどの間に音楽を聴くスタイルは大きく変わりました。形のないデータをワイヤレスで聴く時代です。だからこそメカニカルなラジカセは一目見るだけで時代を巻き戻してくれる重要なインテリアアイテムとして役立つことでしょう。80年代の特に女性受けを狙ったラジカセをイメージしたデザインは、高い再現性を実現しています。また、SDカード/USBメモリーのMP3再生、Bluetooth接続を搭載と、実用的な性能も兼ね備えています。

収納 – 昭和レトロ オレンジ45 タンス

当時どの家庭にもあったような気すらする、ポップな色合いの収納ダンスがありました。デッドストック品を掘り出してきたかのような、まさにそのもののデザインが手に入ります。

掃除機 – プラスマイナスゼロ XJC-Y010 コードレスクリーナー 

まるっきりレトロなデザインというわけではありませんが、現在販売されている掃除機たちの中では、最もマッチするのではないかと思います。
シンプルなスタイリングに、少しチープな質感が、昭和レトロポップな当時のデザインセスそのものという感じがしますね。無難にベージュかホワイトでもいいですし、思い切ってレッドなんかも面白いかもしれません。

冷蔵庫 – Grand-Line ARE-198 2ドアレトロ冷凍冷蔵庫 198L

基本はライトグリーンが一番かわいいと思いますが、レトロホワイトはいかにも昭和という雰囲気を持ちながら、どんなスタイリングにも合わせやすいところがあります。また、他のポップな色合いが映えるというメリットもありますね。

電子レンジ – A-Stage WDR-W20HF 単機能レトロ調電子レンジ 20L

ライトグリーンとレトロホワイトの2色展開です。「A-Stage」はブランド「Grand-Line」を展開するメーカーです。なので冷蔵庫との相性はばっちりです。冷蔵庫と同じ色で揃えたいですね。

炊飯器 – LADONNA Toffy K-RC1 ミニライスクッカー

昭和30年代に東芝から登場した日本初の自動式電気釜を彷彿とさせるデザインです。無難にペールアクアがカワイイかなと思いますが、いかにも昭和!という感じでコーディネイトしていくなら、アッシュホワイトを選ぶべきでしょうか。
味は日本製の高級炊飯ジャーには及びませんが、十分満足できるレベルのようです。日々のレトロな空間を守るためには、少しの我慢は必要ですね。

トースター – MIFFY ポップアップトースター DB-203

子供たちの存在というのも昭和以降のインテリアに大きな影響を与えています。単にポップさを与えるだけでなく、キャラものなどを配置することで、ミッドセンチュリー以前のアンティークな雰囲気とは一線を画すことができるでしょう。キャラクターそれ時代が非常に明示的な時代のラベル機能を持っているところもあります。

ポップアップトースターぐらいのサイズで、さりげなくコーディネートに加えればいい感じでしょう。また、昭和は懸賞の時代でもあった感があります。当時こんな懸賞があったかもしれないなと妄想も膨らみますね。

コップ – アデリア レトロ

昭和レトロポップを簡単に言い表せば「シンプルでポップな花柄」です。そしてそれはアデリアのコップでした。その当のアデリアが当時の雰囲気そのままに、パッケージまで力を入れて「アデリアレトロ」として復刻し提供しています。まさにホンモノが気軽にポチれるんですから、間違いなくそろえておきたいアイテムです。

水筒 – サーモス JNT-550 真空断熱ケータイマグ 550ml

あの高品質な真空断熱の水筒を提供するサーモスの製品です。特にレッドオレンジは昭和レトロのイメージにビタハマリという感じがします。

風呂桶 – ケロリン桶 関東版

風呂桶と言ったら、もうコレか木製のもののどっちかというほどの昭和のイメージに君臨するケロリン桶です。今ではなかなか見ることのなくなった昭和の銭湯の記憶も呼び起こしてくれる大切なアイテムです。

アクセサリー – キーホルダー

部屋を出ても、いつも昭和レトロが身近にあればうれしいですね。