織田作之助青春賞は、大阪文学振興会が募集する24歳までの若手による小説を対象とした公募文学賞です。
特徴
1983年10月26日に織田作之助賞として創設。当初は年齢制限のない公募新人賞であったが、第23回(2005年)から変化。既刊本を顕彰する織田作之助賞と、24歳まで限定公募の織田作之助青春賞に分かれる。最高賞品は賞金30万円。応募締切は例年8月31日。
2018年度までは「U-18賞」が行われていたが、以降はこれに代わり奨励賞を設け、応募作品の中で18歳以下の優れた作品に贈られています。
これまでの開催状況
過去の募集概要(第38回開催時)
- 募集作品:小説(短編小説/20字×20行で30枚まで)
- 応募制限:公募締切り日の年齢24歳までの者
- 応募締切:8月31日
- 最高賞品:賞金30万円
- 応募総数:(調査中)
- 公式情報:大阪文学振興会|織田作之助賞
歴代受賞作品
開催 | タイトルと著者 |
---|---|
37回 | 「夜明珠(イエミンジュ))三浦育真 |
36回 | 「檻の中の城」丸井常春 |
35回 | 「ママの犬」川勝浩人 |
34回 | 「みかんの木」馬場広大 |
33回 | 「海をわたる」中野美月 |
32回 | 「はきだめ」犬浦香魚子 |
31回 | 「ジンジャーガム」柳澤大悟 |
30回 | 「通りゃんせ」藤原侑貴 (佳作:「橋の下と僕のナイフ」岡田美津穂) |
29回 | 「ふたりだけの記憶」滝沢浩平 (佳作:「アイランド2012」未来谷今芥) |
28回 | 「コンシャス・デイズ」柊(ひいらぎ) (佳作:羅「フリーク」中野沙) |
27回 | 「おっさん」香川みわ (佳作:「逃げるやもりと追うやもり」森田弘輝) |
26回 | 「マニシェの林檎」島谷明 (佳作:「換気扇」木田肇) |
25回 | 「Innocent Summer」小笠原由記 (佳作:「ユメノシマ」深山あいこ) |
24回 | 「天梯」緒野雅裕 (佳作:「魚は水の中」宮規子) |
23回 | 該当作なし (佳作:久野智裕「一セントコインの女」) (佳作:土屋三奈「リフレインリフレイン」) |
※第23回から現在の形(24歳以下限定)に