「第7回 草思社・文芸社W出版賞」は草思社と文芸社が募集する、小説などの文芸作品などを対象とした公募新人賞です。
主要な条件
- 募集作品:小説からイラスト、書籍化できる作品
- 応募制限:なし
- 応募締切:2022年8月31日
- 最高賞品:賞金30万円+書籍化
- 前回応募:―
※応募の際にはあらためて最新の公式情報をご確認ください。
応募条件の概要
締切・募集期間
2022年8月31日(水) 当日消印有効(Web応募は当日の23:59台の送信分まで)
募集内容
豊饒なる森から数々の生気が昇り立つように、
いくつもの才能がW出版賞から生まれることを願って──。
草思社と文芸社、カラーの異なる2つの出版社が「これから」の作家を探しています。
《草思社・文芸社W(ダブル)出版賞》は、2016年の文芸社創立20周年を記念して産声をあげた幅広いジャンルの作品を対象とした文芸賞です。『間違いだらけのクルマ選び』や『声に出して読みたい日本語』など、数々のヒットシリーズを生み出してきた歴史をもつ草思社と、大ヒット映画の原作『余命10年』や『心霊探偵八雲』、『B型自分の説明書』など、アマチュア作家からベストセラー作家を輩出してきた文芸社が、同じ文芸社グループの一員同士として手を取り合い“新進気鋭の作家”を発掘するプロジェクトになります。草思社と文芸社が1作品ずつ金賞受賞作を選出。受賞2タイトルは、草思社と文芸社よりそれぞれ全国出版されるほか、受賞者には副賞として賞金30万円が贈られます。
応募規定
●文字が主体の作品の場合
400字詰原稿用紙換算で150枚以上(上限なし)
●写真や画集、絵本の場合
ページ構成で16ページ以上(上限なし)
【ご注意】
募集期間中のご応募は、1名につき1作品のみとさせていただきます。複数作の同時応募は本規定を満たさないものとして選外となります。また一度ご応募いただいたあとに、別の作品や手直しした作品をお送りいただいたとしても、最初にご応募いただいた作品が「応募作」として取り扱われますのでご注意ください。募集開始から締め切りまでの応募期間は4か月ほどございます。じっくり推敲し「渾身の一作」「ベストな作品」とご自身でも納得のいく仕上がりでのご応募を、心よりお待ちしております。
この賞の傾向と対策
草思社の金賞に照準を合わせてご応募される方は、300枚以上が選考基準の目安とお考えください。また、草思社金賞は主に、ノンフィクション・実用書・人文科学関係の作品が対象となります。文芸社金賞および銀賞に関しては、ジャンルに制限はありません。両社から刊行されている作品の傾向に関しては、「草思社」「文芸社」の各Webサイトを参考にご判断ください。
応募資格
一切不問
(編注:他送付方法、諸権利などについては公式情報を確認ください)
賞
- 草思社 金賞 1点
草思社より書籍化・全国出版
副賞として賞金30万円 - 文芸社 金賞 1点
文芸社より書籍化・全国出版
副賞として賞金30万円 - 文芸社 銀賞 1点
賞金5万円
※草思社金賞の副賞賞金は、受賞作の書籍化・発行の際の初版印税の一部として支払われます。なお、草思社の初版印税は、通例では賞金相当額を上まわります。
※商業的な見地から全国出版に見合う作品を選出できない場合には、文芸社金賞についてのみ同賞に準ずる賞を設け表彰し奨励金を進呈、文芸社が有するWebメディア、フリーペーパー等において作品を発表することがあります。草思社金賞に関しては、そのような措置はございません。
過去の開催について
過去の草思社金賞 受賞作
- 第5回 草思社金賞『パッケージツアーの文化誌』吉田春生・著
- ※第4回は該当作なし
- 第3回 草思社金賞『41歳の東大生』小川和人・著
- 第2回 草思社金賞『沈黙の大地』田島健二・著
- 第1回 草思社金賞『震災ジャンキー』小林みちたか・著
過去の文芸社金賞 受賞作
- 第5回 文芸社金賞『ソウルハザード』永山千紗・著
- 第4回 文芸社金賞『壮途の青年と翼賛の少女』田畑農耕地・著
- 第3回 文芸社金賞『天空の蹄』海嶋怜・著
- 第2回 文芸社金賞『ガキバラ』安藤圭助・著
- 第1回 文芸社金賞『太陽系時代の終わり』六角光汰・著
選考
運営委員会を文芸社内に設置し、一次から最終までの作品選考を行います。
草思社金賞についてのみ、草思社の選考委員が最終選考を行います。
発表
2022年10月下旬(予定) 最終結果発表 入賞者は文芸社ホームページにて発表